自分を好きになりたい女性に美容をオススメする理由のアイキャッチ

美容は自尊心の筋トレ

ライターの長田杏奈(@osadanna)さんの「美容は自尊心の筋トレ」という言葉が好きだ。

私はバカの一つ覚えのように「美人になりたい」と連呼しながら美容に勤しんできたが、長田さんのこの言葉と上記のツイートを初めて見たときに、

「ああ、私って美人になりたいんじゃなくて、自分のことを好きになりたいんだ」

と気付いた。

自分を好きになりたい女性に美容をオススメする理由

そもそも、なぜ私が「美人になりたい」と連呼しながら美容に勤しむようになったかというと、理由は3つあると思う。

ひとつは、単純に好きだから。

美人も、メイクも、ファッションも好き。
物心ついた頃から、幼稚園へ着ていく服は自分で選び、お気に入りの服がいかに可愛いかを友達に熱弁していたことを覚えている。

2つ目の理由は、たぶん、成功体験を積みやすいから。

これが、自分を好きになりたい全ての女性へ、美容をオススメする理由でもある。

メイクやファッションが良くなると(良い悪いはあくまで自分の基準。美容は自己満)、目に見えて成果が分かるので「昨日より自分は良くなっている」と実感できる。

仕事でも目に見える成果を出すことは可能だが、大きな組織だと、それを成果かどうか判断するのは他者の場合が多い。
「”会社が(上司が)”掲げた売上目標を達成した」とかね。

相手はコントロールできないので、他者評価に依存すると、自尊心は培われにくい。

その点、美容(これも相手の基準を満たすため、じゃなくて自分のために美容を頑張る人)は、自分が「良くなった」と思えれば大成功なので、自分の領域で完結する。

「社会が、会社が、親が、彼氏が、評価してくれない!」と誰かのせいにしなくていいし、「こんなに頑張ったのに、これでも足りないの?」と他者が設けた高すぎる目標に愕然とする必要もない。(これは自分自身に掲げる目標が高すぎると他者の目標じゃなくても「こんな私、まだまだ全然ダメ!」と同じことで悩むけど・・・)

私の場合は、度重なる実験の末に「これだ!」というメイクやファッションに出会ったとき、「またひとつ成長できた」と自分を認めてあげることができる。(何度も言うけど、他者から見て違いが分からなくてもいいんです。自分が「良くなった!」と実感できて、嬉しくなることが大切)

具体例として、私が美容に勤しむようになったきっかけの話をする。

私が化粧品を買い始めたのは中学生の頃、益若つばささんと菅野結以さんと舞川あいくさんがPopteenモデルとして全盛期の頃で、盛々のギャルメイクが流行っていた時代だった。

そんな時代背景もあり、「塗りたくれば良い(解釈)」と信じていた私は、一生懸命囲み目メイクを習得するべく頑張っていた。

・・・しかし、一向に目が大きく見えない。
それどころか、囲めば囲むほど目が小さく見えていく。

当時所属していた、ソフトテニスのクラブチームのコーチに「なんだお前、アヴリル・ラヴィーンみたいな化粧して」と言われ、「いや、アヴリル・ラヴィーンは可愛いんだけど、私の目鼻立ちでアヴリル・ラヴィーンのようなメイクはそりゃ違うでしょ」と冷静に納得したことを覚えている。

なので、インライン(粘膜にアイラインを引く)を初めてひいたとき、「私の目でも違和感なくデカ目になれる(なったような気になれる)方法があった!!!」と感動した。

この感動が忘れられず、そして「これを繰り返せばもっと良くなれる」という確信を得たことにより、「自分の容姿をまずは受け入れ、憧れのモデルさんメイクをTTP(徹底的にパクる)してみて、自分の顔でも当てはまる方法があればそれを採用する」という試行錯誤を繰り返す私の「筋トレ」が始まった。

そして、最後の3つ目は、美に対する憧れがあるから。

これは女性なら誰でも持っている感情だとは思うし、「もっと良くなりたい」という向上心は必要なものだと思う。

しかし、私はこの憧れが強すぎるがゆえに、いつしか「美しくないものには価値がない」という歪んだ考えを自らに押し付けるようになっていた。

先程「美容は自分ひとりで完結する」と書いたばかりだが、容姿に対するコンプレックスを抱えたまま、自身の美容哲学が不健全な方向に向かうと、かなり面倒くさいことになる。

上手くいかない理由(思い込みも含めて)が、全て「自分が美しくないから」に帰結してしまうのだ。
「彼氏に愛されていないのは、私が美しくないせいだ」
「自分に自信を持てないのは、私が美しくないせいだ」
「会社であの子ばかり評価されるのは、私があの子のように美しくないからだ」
とかね。例えばですが。

上記が思い込みなのか、それとも本当なのかはさておき、これでは全然自尊心が育まれないし、なにより生きづらい。

つまり、冒頭で述べた「美容は自尊心の筋トレ」という大好きな言葉は、私にとって、健全な美容哲学へと軌道修正してくれる言葉でもある。

美容という筋トレを通して、自分を好きになる

私は、美人になりたいのではない。

「美容という筋トレ」を通して自分を慈しむことで、コツコツと自尊心を育て、自分なりにキラキラしたいのだ。
そして、そんな自分を好きになりたい。

「もっと良くなりたい」「美人になりたい」「かわいくなりたい」と願う向上心に溢れたがんばり屋さんな女性のみなさま、筋トレ一緒に頑張りましょう。

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