はじめまして。またはお久しぶりです。
ライターの小野瀬わかな(おのせ・わかな)と申します。

なんと3年ぶりの更新です。
というわけで、今回は改めて私の自己紹介として、簡単な経歴と、現在のお仕事内容について書いてみようと思います。

最後に近況報告と今後のお仕事についても触れているので、よろしかったら最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

ライター歴9年目になりました

私のライターとしてのキャリアは、学生時代にベンチャー企業でライターとして(インターン)採用していただいたことをきっかけにスタートしました。

今年で31歳になるので、ライター歴としては9年目になります。

「どう生き、どう働くか」について考えるのが好きで、現在は、主にビジネスパーソン向けのメディアで起業家のインタビュー記事やレビュー記事、広告記事などの執筆をしています。

これまでに担当させていただいたメディアは『Forbes JAPAN』『新R25』『JB Press』『プレジデントオンライン』『Business Insider JAPAN』『CORECOLOR』など。

その他、企業のコンテンツ制作や経営者の情報発信サポート、Webサイトライティング、書籍編集協力なども担当させていただいてきました。

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企業のオウンドメディアのコンテンツ制作を中心にキャリアをスタート

先述のインターン先では、採用コンサルティングの事業部でライターとして活動させていただきました。

メインで担当させていただいていたお仕事は、企業の採用オウンドメディアのコンテンツ制作。いわゆる「社員インタビュー」「社員の声」というやつです。

自動車業界や美容医療業界、建設業界まで、幅広く関わらせていただきました。

コンサルティングに付随するクリエイティブなので「採用に課題を感じている」という共通点があり、だからこそ、入社動機や働いてみて感じたメリット・デメリット、それでもこの会社で働き続けている理由を伺っていくことで、「もっと世間にこの会社・職業・人の素晴らしさを伝えなければ!」とやりがいを感じていました。

ちなみに最初からすべて上手にできたのかというと、全くそうではありません。

現場によっては、「大学生のお嬢ちゃんが何しにきたの?話すようなことは何も無いよ」と門前払いを受けてしまうこともしばしば。

インタビューとは、その人の人生のお話を聞かせていただく仕事であり、「この人にだったら話してもいい」と思ってもらえる信頼関係を築けるかどうかが重要だということを、この時に学びました。

企業の目標達成に向けて、この記事は、誰に、何を伝えて、どう行動してもらわなければいけないのか。そのためには、どのような構成にするのが最適なのか。

たくさん悩んで、たくさん学んで、たくさん書かせていただきました。とにかく密度が濃かったです。

話が逸れるのでこれについてはまた別の機会に振り返りたいと思っているのですが、この会社でライターとしての基礎を叩き込んでいただいたことはもちろん、「生き方」についても深く深く考える機会を与えてもらいました。

今でも意思決定する時の基準はこの頃の経験が元になっているなあと思います。

営業職を経験するも、半年でライター業へ出戻る

大学卒業後は、インターンを始める前から内定をいただいていた広告代理店に就職。

営業として半年ほど働きましたが、すぐに上記のベンチャー企業へ出戻り転職しました。

社員として出戻ってからは、「とにかく経験を積んで成長したい」という思いから、ライター業務以外も担当させてもらいました。

具体的には、Webディレクション(コーポレートサイトやLPの制作)やバックオフィス業務(主に経理・総務)、卒業する半年前くらいからはドキュメンタリー映像の取材・脚本も。

やりたい! と手を挙げれば任せてくれた、そんな環境にひたすら感謝しています。

結婚を機にフリーライターへ転身

学生時代と合わせて3年ほどお世話になったあと、2017年11月末に退職。フリーライターへ転身します。

独立後は前職での経験を活かして、企業のコンテンツ制作支援(オウンドメディアや求人媒体、SNSなどのコンテンツ企画・取材・作成)と、メデイアでのインタビュー記事の企画・取材・執筆をメインに活動させてもらってきました。

「人、職業、企業の素晴らしさを引き出し、伝えるべき相手へ伝わる形に編集する」

どれだけ実現できていたかどうかは私が決めることではありませんが、前職時代に教わった「潜在愛を形にする」クリエイティブを大切に、いただいたご縁を大切に書いてきました。

まだまだ実績も少なかった中、お仕事をご一緒してくださった(くださっている)みなさまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これまでもらって嬉しかったのは、「言いたかったことを最善の形でまとめてくれてありがとう」「自分で書くより自分の言いたいことがまとまった」「小野瀬さんに頼んでよかったと思いました」という言葉。ライター冥利に尽きます。

妊娠・出産後は持病もありゆるゆると活動

フリーライターに転身してから1年くらいが経った頃、幸運なことに第一子を授かることができました。

ただ子宮頸管無力症という持病があり、3ヶ月ほど入院し絶対安静の生活を送っていました。結果的に、予定日より2ヶ月以上早い早産となりました。

1,489gで生まれた小さな長男は、そのままNICUで3ヶ月ほど入院生活を送りましたが、医療従事者のみなさまのご尽力のおかげで無事に退院。今年で4歳になります(2023年4月時点)。

このような経過があったので、2年後に第二子を授かった時は早産外来に通い、手術なども受けました。入退院を繰り返しながら、昨年無事に正産期に出産。早いものでもうすぐ1歳です。

……と、まあまあハードなマタニティライフを送っていたので、第一子妊娠以降はお休みしたりお仕事したりを繰り返しておりました。

当時ご一緒させていただいていたみなさまには、ご迷惑をおかけしてしまったにも関わらず、多大なるご理解とサポートをいただき、本当に感謝しております。そのおかげで、かわいいかわいい2人の子どもと無事に生きて会うことができました。

色々ありましたが、今月から第二子も保育園に入園できたため、お仕事にも復帰しております。

またあたたかく迎えてくれる場所があること、用いてもらえる場所があること、本当に嬉しく思います。頑張ります!

さとゆみライター講座1期生です

第一子の退院後、状態が落ち着いてきたタイミングで、宣伝会議さんで編集・ライター養成講座 女性メディア専門コース(さとゆみライター講座)を受講しています。

想定外の出来事に(持病はあとから発覚した)バタバタとお仕事の場から消えてしまったので、復帰できるかなあと心配だったんです。今話題のリスキリングというやつです。

以前から憧れていたライター佐藤友美(さとゆみ)さんの講座に通えて、本当に嬉しかったですし本当に通ってよかったです!

ライティングにまつわるスキルはもちろんのこと、「書いて生きていくために必要なこと」をたくさん学ばせていただきました。

正直この講座に通っていなかったら、ライターを続けていたかどうか分からないくらいです。それくらい、「書いて生きていくこと」が現実味が帯びたというか、希望が湧いたというか。

さとゆみさんをはじめ、妊娠・出産を経て、お子さんを育てながらバリバリに活躍されている女性のフリーライターの先輩方に出会えたこともモチベーションにつながりました。「ロールモデル不在の時代」なんて言われているけれど、そんなことないですね。

フリーライターになってから、相談相手に悩むことが多かったのですが、「こういう案件について初めてお問い合わせをいただいたのですが相場ってどれくらいですか?」「こういう場合、みなさんはどうしていますか?」といった突っ込んだ話題まで相談できる仲間に出会えたことも財産。これからもよろしくお願いします!

ご報告と、今後について

早産で小さく生まれた長男ですが、昨年、脳室周囲白質軟化症(PVL)という診断を受けました。脳性麻痺の一種で、身体障害者手帳も取得しています。

特に隠していたわけではないのですが、なかなか心の整理がつかず、今回初めて書いています。

書こうと思った理由は、これまでインタビュー記事のお仕事をメインに活動してきたので、ご依頼のお問い合わせも多くいただくからです。

現在は保育園へ通っているものの、週に2回はリハビリや療育に取り組んでいます。それとは別に通院の機会も多く、大体の予定が1日がかり。体調も崩しやすく、障害児なので病児保育の利用も難しい……。

正直、今のライフスタイルでは事前にお約束をした日時に確実にお伺いする、ということが難しい状態です。

現在は、インタビュー記事は取材の音源をいただいて構成・執筆のみを担当させていただいたり、ライフスタイル、エンタメ、書籍などのレビュー記事を書かせていただいたりしております。

というわけで、今後お仕事の内容や働き方が大きく変わりそうなので、今これを読んでくださっている方にはお知らせしておきたいなと思い、ご報告でした。

「インタビューライターとして頑張るぞ!」と考えていたので少しだけ落ち込んだりもしたのですが、今は新しい分野にチャレンジするきっかけをもらった、と思って前向きに捉えています。

「障害児のママは働きたくても働けない」なんて悲しい結論は出したくありませんし、むしろこのライフスタイルを維持しながらライターとしても活動を続けていって、同じ境遇にいる方に「大好きな子ども達とたくさん一緒に過ごしながら、仕事もすることは可能だよ!」という選択肢を提示していけたらいいな、と思うようにもなりました。

自宅で完結できるお仕事の方がやりやすいので、今後はレビュー記事に加えて、コラムやエッセイにもチャレンジしていきたいと思っております。

まずはこのブログに、こうして自分のことや好きなことなどを綴っていこうと思いますので、よかったらまた読みにきてください(過去に書いたブログもこれを機に再掲してみました)。

これまでの簡単な経歴と、近況のご報告ということで、自己紹介を締めさせていただきたいと思います。

少々長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

2023.4.20 ライター 小野瀬わかな

追伸:最近、Instagramも再登録してみました。

見切り発車でまだ何を更新していくか定まっていないアカウントですが(笑)、ストーリーズを更新するとみなさんとちょこちょこ会話ができて嬉しいです。よかったらこちらでも仲良くしてください。

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